母語は日本語ではなくて許してください。これは初めて自分の小説を日本語へ翻訳してみてミスだかけだと思います。読める方はエスペラント語版か英語版へよろしくお願いします


白い褌しか履いてなくて尾形はあの人に近づけてきて、近づけてそばに着いた。水滴が音の立たないように森林の土に落ちて、尾形は月光を浴びて震えている。腕を腰に置いて、寒さから守るように。今夜は杉元が外套を敷布のように体の下に敷いてあって他の連中から少し離れて寝ている。

横になって、胸を杉元の背中に押して、杉元のシャツがいきなり濡れて小さい花がどこでも咲いている。腕の動くとシャツが着てる人の肌にくっつけて尾形が気づけた。

「なんだい?」と杉元が訊いて、小さい声で。隠れていない足音が森の落ちた葉っぱに聞こえたその瞬間、目が罅の広さで開いた。眠すぎて、言葉の終わりでは睡眠したいという母音だ。

「蟻と寝ちゃった」と尾形が言って、寒さを捨てるためにもっと近くに押す。最近の温度で夜に必要ではないと思われている焚き火がもう消えてしまって、尾形のマントがまた雨のようにぽたぽたと水を地面に落ちるのに、音は遠すぎて聞こえない。濡れている衣服は近くの木の枝にかけてある。青い植物、根っこの土、綺麗な空気と杉元の匂いがする。

「なぜ俺を?」

「他の連中よりよく眠れないんだから」と答える。もう何回も低木や木の隠れ場所から杉元の丸にした姿(涙いっぱいの目の上に形のいい指で過去を押し捨ててみること)を眺めた。「もう起きてる奴なら喉がいきなり切られることはないと」

杉元は尾形の体が感じるように震えてて顔が見えたら多分小さいニコニコだが、尾形はまだ寒さで震えるしかない。頬っぺたを杉元のあったかい首に置いて、この首は傷跡量で見れば見るほど人間のではなくて偶々に人間の言葉が分かる獣の首だ。

尾形は、男のものも傷跡があるかなと思った。

「尾形ちゃん、金塊と何をする?」と言われて驚かす。杉元の足が動くとブーツが尾形の皮膚にちくちくする。

「ただの…」

危ない。もう少しだったら「生き場所」と言った。

「住居と嫁が欲しい」

そのような話は普通の人間だったら疑わない。そのような話は胸の中に溜まって、知りたくて心配をかける人に会うまで言わないことだ。でもこれは不死身の杉元だから遠慮する。

「じゃぁ家族だ。あんたの意見で…」でも言葉がうまく続かない。今夜は尾形が時々理解するふりの夜の一つそうだ。「本当にそう思ってんの?俺たちのような軍人って、家と妻子を甘い手で…尾形、そのように俺を想像できるの?」

「その選びはあるはずだ、杉元」と尾形が気楽にしてみる。手の幅さぐらいの距離で置いてあった銃をさっと見る。「んで、チンコにも傷跡がないうちに機会はあるんだろう」

杉元はしばらく何も言わなくて、尾形の手は杉元の白い下着のシャツの上に、両肩に従って触る。移動して胸に置いて触る。

このようにいつの間にか寝てた。

太陽が夜から出かけると尾形は立てて、気を付けて遅い動きだけで杉元の側から離れて、銃を取り上がって衣服を干す処へ歩く。

「なんだ、実は仲間良いじゃん」と白石がからかうより驚くさで言う。

「寝床に蟻が来た」と尾形が説明する。衣服はまだ濡れてる。よし。火を点けて、まもなくお嬢ちゃんが夢から這って来て朝御飯をお願いにする。運が良ければ何時間後衣服が濡れてないようになって、今はマントだけを着く。前にはマントを油に塗ったことがあって水がいつもすぐに落ちることだ。

「それは大変だなぁ。近くに寝たのに虫は全然来なかったわ」

尾形は唇の動きで笑顔をした。敵向けの、弟向けの、母向けの笑顔だった。