第一章: あのときの出来事
それは三ヶ月前、広い宇宙での出来事だった。その日に、戦闘宇宙船ブルータイフーン号の艦長、テイルスは、大好きだったコスモの命に、終わりが来た。
テイルス: コスモが…ダークオークと合体した!
コスモ: 今のうちです! テイルスさん! 私を撃ってください!
テイルス: で…できるわけがないだろ! 僕たちの世界に帰ったら、僕と一緒に暮らすって…約束しただろ!
コスモ: この世界を救えるのは、テイルスさん、あなただけですよ! この世界を救ってください! お願いします!
テイルス: ちきしょう…ソニックドライバー、発射!
コスモ: 早くしてください!
テイルス: コスモ…僕は、君を…!
コスモ: 私も、君のこと…!
ソニックドライバーから黄色い閃光が発射された。ブルータイフーン号の乗務員はみんな深く悲しんだ。
スーパーソニックとスーパーシャドウは何とかカオスレジェネレーションで生き返らせようとしたが、全て無駄だった。ただソニックは、小さくて白い種を見つけた。
ソニックはテイルスに謝ろうとした。
ソニック: テイルス、すまない! これだけしか見つからなかった。
テイルスの目から涙が溢れてた。
テイルス: う…うそだろ! 何で? ソニックなら、コスモを救えるって…信じてた! 何で?
ソニックの目からも涙が流れた。
ソニック: テイルス…ごめんな…助けることができなくって…
テイルス: それだけかよ? それでも僕の親友か? もういいよ! 消えろ、ソニック! 君となんか絶交だ!
ソニックは何も言わずにほかのみんなの所へ行った。
テイルス: 僕は…世界一不幸な奴なんだ…僕はもう…生きていけないよ…ごめんね、コスモ、僕は君を守れなかったクズ野郎だ。いつか、僕が天国に行ったらまた会おう。
