Episode 04 運命の出会い-Fates
Summary : GSR. Sequel to "Romeo and Juliet". / サラと「彼」の出会い編。それはグリッソムにとっても、「運命の出会い」だった。/ Sara met HIM. HE means a lot to Grissom too.
Rating : K
Spoilers : S7#22(侵略者レプティリアン/Leapin' Lizards), S8#6(絆に飢えた狼/Who & What)
AN : これを書いた後、チビサラをもっと書きたくなってしまいました。。。/ After writing this chapter, I started wanting to write more about little Sara.
Chapter 1
比較的忙しくなかったその日、シフトが終わったときに、グリッソムはサラを朝食に誘った。サラはにこりと微笑んで受けた。
ダイナーで食事を終えて、タクシーに向かって手を?いで歩きながら、グリッソムがふとサラに尋ねた。
「今日は、どっちにする?」
サラは悪戯っぽく眉を上げて言った。
「順番的には、そっち?」
グリッソムは笑った。ここのところ、お互いの部屋を交互に行き来していたからだ。
しかしグリッソムは少し考える素振りを見せた。
しまった。今日は彼を預けていない。
「あー・・・」
言い淀んだグリッソムを、サラが不安そうに覗き込んだ。
「何か、予定あった?」
忘れていたのだろうか?
・・・勿論、予定があっても、こうして食事が出来るだけでも、今のサラには嬉しかったのだが、それでも、このあとゆっくり過ごせないのは残念だった。
「いや」
グリッソムは首を横に振った。
いつまでも彼のことを隠してはおけまい。それに、彼女はきっと彼を好きになる。
「分かった。うちにおいで」
グリッソムが微笑みながら言うと、サラはホッとしたのを隠さずに溜め息をついた。
そして、タクシーの後部座席で、躊躇いながら、グリッソムの肩に頭を乗せてきた。まだそのぎごちない仕草に、グリッソムは小さく笑いながらも、そっと唇を寄せてサラの髪にキスをした。
タクシーの中は心地よい静けさに包まれた。
彼の家に着いたとき、サラはグリッソムが玄関を開ける前に躊躇したのを怪訝そうに見た。
「君に会って欲しい人がいるんだ」
サラは眉を上げて考えた。
・・・恋人が『会って欲しい』という人って、たいてい、とても近い親友か、あるいは家族・・・
サラは目をまん丸に見開いた。
ちょっと待って。まさか。
いや待って。まさかそんな。まだそれは早すぎるでしょう?!
心の準備が出来てない!
サラはパニックになりかけた。
グリッソムはそれを面白そうに見ていたが、サラが腕を引いて逃げようとしたのを、慌てて捕まえた。
「怖がらないで。君も絶対、気に入るから」
サラは信じられない物を見るようにグリッソムを凝視した。
グリッソムはそれに頷いて笑いかけ、ドアを開けた。
その瞬間だった。
何か黒い塊が、廊下の向こうからものすごい勢いで走ってくるのが見えた。
それはグリッソムに向かって突進してくると、めちゃくちゃに尻尾を振りながら後脚で立ち上がった。
「よしよし、いい子だ」
グリッソムが頭を撫でてやると、それはキュンキュンと鼻を鳴らした。
一通り撫で回してから、グリッソムはその首に手を回して、サラを振り向いた。
「どうかな?気に入りそうか?」
「犬・・・飼ってたの?」
サラはそう言うのが精一杯だった。
グリッソムは微笑みながら愛犬を見下ろし、頭を軽く2度ほど叩いた。
犬はサラを見上げ、小首を傾げた。
「君は、・・・犬を好きかと思ったんだが」
固まっているサラを見て、グリッソムは少々不安になって耳の後ろを掻きながらそう言った。
「・・・好きよ」
サラは辛うじてそう言って、犬を見た。
犬は小首を傾げたまま、しばらくじっと大きな黒い瞳でサラを見つめていた。
サラはふっと視線を外して床を見た。それから、ゆっくりその場にしゃがみ込んだ。
膝をついてから、もう一度ゆっくり犬の顔を見た。静かにゆっくり、右手を挙げると、ちょうど犬の鼻の高さで止めた。
手の甲を見せながら、サラは小さく微笑んだ。
「初めまして」
犬はサラの手に鼻を恐る恐る近づけ、クンクンと匂いを嗅いだ。そしてもう一度ちらりとサラを見上げてから、サラの指をチロリと舐めた。
サラの顔にゆっくり笑顔が広がる。手を伸ばしてそっと犬の首に触れると、犬は首を傾けて気持ちよさそうに目を閉じた。
「前から飼ってた?」
ぐいぐいと頭を押しつけてくる犬の頭と首を撫でながら、サラはグリッソムを見上げて尋ねた。
「いや、実は・・・」
グリッソムは、満面の笑みで犬を撫で回すサラを、同じく笑顔で見つめながら、経緯を説明した。
グリッソムの母親の知人が飼っている犬なのだが、怪我をして入院してしまい、少しの間預かって欲しいとのことで、紆余曲折あってグリッソムの元にやってきたのだった。
「母は小型犬なら自分でも飼ってみたかったそうなんだが、この通り大きいのでな」
グリッソムは犬の頭をポンポンと軽く撫でた。
「これ、ボクサー犬よね?」
犬の身体を撫で回しながら、サラが聞いてきた。
「昔、飼ってたことがあると言ってただろう?」
「ええ」
サラはほんのちょっと唇を噛みしめたが、犬が甘えるように頭を彼女の脚にこすりつけてきたので、それは直ぐに消えて笑みが戻った。
サラがうんと子供の頃、まだ4歳か5歳くらいの話だ。両親はまだトレーラーパークで生活していた。正確には、その犬をサラの家で飼っていたわけではなかった。いつからか近所に現れ、近所の犬好き達が餌をやるので居ついたのだろう。
身体の大きなボクサー犬は、子供達には怖がられていたが、サラは持ち前の好奇心で犬に近づき、そして懐かれた。いつしか外で遊ぶことはすなわちその犬と遊ぶことになった。
「ボクサー」という犬種を、町の図書館で図鑑を見て知ったのは、もうその犬がいなくなってからだった。
大人達がその犬を「ボブ」と呼ぶので、サラもそう呼んでいた。
サラは本を読むのも好きだったが、だからといって家に引きこもっているタイプの子供でもなかった。じっとしているのは嫌いなのだ。
今でも休みに「一人でゆっくり」するのが苦手で、だから休まず仕事を入れたりもしてしまうのだが、グリッソムと交際するようになってからは、そんなことも減ってきている。
そんなわけで、外へ遊びに出ては、ボブと走り回ったりした。サラと同い年くらいの子供達は怖がって近づかなかったが、高校生くらいの男の子達は喜んで犬とサラを迎え入れた。
そう言えばサラの初恋相手もその時の高校生だった。思い起こせば、彼女の年上好きは筋金入りなのだ。
ボブはなぜかサラにまとわりついた。遊んで疲れ、木陰で横になったボブの背に、頭を乗せて休むのがサラの好きな時間だった。両親が喧嘩を始めると、夜中でも家を出てサラは近所をさまよい歩くのが常だった。そうしていると、どこからともなくボブが現れ、サラの隣にいてくれるのだった。
そんな話を、確かにグリッソムにしたな、とサラは思い出した。付き合い始めて本当に間もない頃だ。確か公園で保護犬の譲渡会をやっているのを見かけた折だっただろうか。
サラはもう一度犬の顔を見た。そしてある部分を確かめた。
「オスなのね」
確かあのボブは、メスだった。それくらい、子供のサラにでも分かった。ボブをメスだと思う根拠を、得意げに母に説明したときの母の苦笑を、今でもサラは覚えている。
なぜメスなのに「ボブ」だったのだろうと、ふとサラは今更ながらに思った。誰かが性別も確認せずに適当に呼び始めてそのまま定着してしまったのだろう。
ボブはサラが小学校に通い始めて数日後、突然消えてしまった。
母は彼女に「ボブはもう戻らない」と悲しそうに説明した。家を抜け出てさまよい歩く度に、サラはそれでもどこからかボブが現れてくれないかと期待したものだったが、結局その後は一度も姿を見かけることもその話を誰かから聞くこともなかった。
今思えば、恐らく、未登録の犬なので誰かが保健所に通報して保護されてしまったのだろう。それから1年ほどして、両親は小さな一軒家に移り住んだ。狭いけれど庭があって、ボブがいればここで遊べたのに、と幼心に思ったものだった。
その家で最後に起こったことを思い出しかけて、サラは慌てて頭を振った。
「この子、何歳?」
グリッソムを見上げて、サラは尋ねた。
「まだ8ヶ月だそうだ」
サラは目を丸くした。
「子供じゃない」
「そうだな」
身体の大きさに惑わされていたが、黒々と丸い目は、確かにやんちゃそうに見えた。
「名前は何て言うの?」
犬に目を戻しながら、サラは何の気なしに尋ねた。
なぜかグリッソムが渋い顔をしたのに、サラは気付かなかった。犬の首に巻かれた首輪に、文字が書いてあるのを見つけ、サラはそれを視界に入るように滑らせて見た。
H、A、N・・・
アルファベットを追って、サラは最後のKの文字で、うっかり噴き出しそうになった。
「そう・・・きみ、ハンクって言うの」
背後で、グリッソムが激しく唇を吸う音を、サラははっきり聞いた。ちらりと彼を見上げる。彼はなんとも言えない表情で苦笑していた。彼女の元恋人と同じ名前の犬というのは、やはり気になるようだ、彼ほどの人間でも。
「いずれ返す犬だから・・・名前を変えるわけにはいかないわね」
サラが眉を上げて、おかしそうに笑いをこらえながら振り返って言うのを、グリッソムは唇を突き出しながら見た。
その顔に、サラはとうとう噴き出した。しかしグリッソムには何も言わずに、犬に向き直ると、ぐりぐりとその頭を撫で回した。
「よろしくね、ハンク」
犬は尻尾をブウンと振って、サラの顔をペロリと舐めた。
「ハンク。・・・よしよし、ハンク」
サラが勢いよくハンクの身体を撫で回すと、犬はごろんと床にひっくり返ってお腹を見せた。
それをグリッソムは少し驚いて見ていた。
「私には、お腹を見せたことないんだが・・・」
サラはグリッソムを見上げ、
「私、犬には結構好かれるのよ」
思わずサラは慰めるように言っていた。
グリッソムはどこか不満そうにしながらも、いつまでも玄関先にいるわけにもいかないと、サラを立たせ、共にリビングルームへ向かった。
犬のハンクは二人の間を跳ね回るようにしながらついて行った。
グリッソムが留守中は、シッターに預けてトレーニングも受けさせているせいか、ハンクはとても従順だった。時にはグリッソムやサラの靴を夜中噛んでボロボロにしてしまったり、クッションを振り回して中綿をリビング中にまき散らしていたり、シャンプー中にバスルームから走り出て、廊下中に泡と水を飛び散らしたり、閉め出したはずの寝室になぜかいてベッドタイムを邪魔されたり、悪戯や騒動がなかったわけではないが、「長く続くことでもないから」とグリッソムはおおらかに捉えていた。
サラがハンクとの散歩やジョギングを楽しんでいるのを見るのも、グリッソムには愉しかった。彼女は本当に犬好きで、しつけにも持論があるらしく、特にグリッソムが人間の食べ物を与えることを厳しく叱った。
二人の最初の喧嘩は、ハンクに与える食べ物についてだったのだが、結局、サラに「昆虫だけじゃなくて犬についてももう少し勉強したら?」と言われ、グリッソムはぐうの音も出なかった。そう言えば以前、「虫を愛するあなたが、なぜゴリラの死を悼まないのか」と言われたことをグリッソムは思い出した。そういう皮肉を言わせればサラ・サイドルの右に出る者はいないのだった。
ハンクは明らかにサラの方に懐いてはいたが、かといってグリッソムを無視しているわけではなかった。彼が命令したことには、ほとんど従った。
彼がある程度の命令をこなせるようになると、グリッソムは知り合いの警察犬トレーナーに頼んで、「敵を攻撃する」命令も教えることも考えた。サラを守って貰うのに必要だと思ったのだが、「いずれ返す犬にそこまでしなくても」とサラは反対した。
「ハンクに、誰かを傷付けるための訓練を受けさせたくない」
というサラの言葉に、グリッソムはハッとして、それ以上は言葉にしなかった。
二人は時々、ハンクを返した後、犬を別に飼おうかと話し合うこともあった。犬のいる生活は、思った以上に楽しかったからだ。
サラは明らかに飼いたそうだったが、彼女のアパートはペット禁止なので、飼うとしたら必然的にグリッソムが飼うことになる。その時間と余裕はないと、今のところグリッソムは言うしかなかった。
「あんまり情が移っちゃうと、きっと別れが辛くなるわね」
ハンクを返すときのことを思ってか、サラがしんみりと言った時、グリッソムは僅かに居心地悪く感じた。
別れが辛いだろうから、深入りしない。
まさしく彼がサラに対して取った過去数年間の態度を、身につまされて思い出したのだ。
だが言葉には出さず、グリッソムはただ、サラをそっとベッドの上で抱き寄せたのだった。
******
グリッソムの変化に気付いたのは、やはり、キャサリンだった。
彼のシャツに付いていた毛をめざとく見つけたのだ。
「人間の毛じゃないわね」
指で突然毛をつまんで、それを細めた目で眺めて呟くキャサリンに、グリッソムは思わず苦笑した。
・・・人間の、サラの毛じゃなくて良かった。
「ペットでも飼い始めたの?」
軽い気持ちで尋ねたキャサリンは、
「ちょっとの間、犬を預かってるんだ」
グリッソムが肩をすくめてそう答えたので、驚いて彼を二度見した。
「あなたが?犬を?」
「ああ」
キャサリンは目を丸くした。
「そんな時間あるの?」
「君は知らないかも知れないが、ペットシッターという便利なシステムがあってな」
わざとらしく人差し指を立てるグリッソムに、キャサリンはふん、と鼻を鳴らした。
「そんなことぐらい知ってるわ」
それからキャサリンは、じろじろとグリッソムを眺め回した。
「・・・なんだ?」
「ギル・グリッソムが犬をねえ・・・」
「何か問題でも?」
「ナントカゴキブリとかナントカグモとかじゃなくて犬とはねえ・・・」
グリッソムは首を傾けた。
「そういうのも飼ってる」
キャサリンは声を立てて笑った。
「でしょうね」
それからふと尋ねた。
「名前は何て言うの?種類は?オス?メス?年齢は?」
グリッソムは苦笑を浮かべた。
「8ヶ月の雄のボクサー犬だ」
わざと名前を答えなかったのだが、キャサリンは意に介さなかったようだった。
「まあ、子犬ちゃんなの?」
キャサリンが目を輝かせたので、グリッソムは今度こそ肩を揺らして笑った。
「子犬は子犬だが、大型犬だから、もうすでに25kgはあるぞ」
サラが抱き上げながら体重を量っていたから、間違いない。ちなみに比較用に測った彼女自身の体重を、こっそり見たのは内緒だ。あの体重で意外にも力があるのだなとグリッソムは驚いたのだった。しかし標準よりは全然低い。もっと食べさせなければならない。彼女は仕事に集中しすぎると、食事を抜いてしまう癖があるから、私が気をつけなければ。
「25kg!?」
キャサリンは目を白黒させた。
「そんな重い犬、あなた扱えるの?」
グリッソムは肩をすくめた。
「まあ、何とかやってるよ」
サラの手伝いもあるし、とは胸のうちだけに収めた。
「腰とか膝とか、痛めないでよ」
キャサリンに言われ、グリッソムはムッとした。
「人を年寄り扱いしないでくれるかな」
「年寄りなんだから仕方ないじゃない」
鼻に皺を寄せたキャサリンにすげなく言われ、グリッソムは唇を尖らせた。
「ねえ、グリッソム」
その時、彼のオフィスに入ってきたのはサラだった。
キャサリンに気付いて、彼女は入り口で足を止めた。
「どうも、キャサリン」
「ねえ、サラ。聞いた?グリッソムが犬を飼い始めたんですって!」
この世の一大事のように言われ、サラは一瞬面食らった。
ちらりとグリッソムを見ると、彼は肩をすくめていた。サラは慌ててキャサリンに目を戻して、作り笑いを浮かべた。
「へえ・・・そうなんだ」
キャサリンは不満そうな顔をした。
「なによ、驚かないの?」
サラは首を振った。
「驚いてるわよ」
「そう?」
キャサリンが不審そうにサラを眺め回したので、グリッソムは秘かにドキドキした。
彼女の服からも、ハンクの毛が出てきたら、どうしよう。一発で見抜かれる。毛だけに、危機一髪・・・いやダジャレを考えている場合ではない。
しかしグリッソムの懸念をよそに、キャサリンは何も気付かなかった様子でグリッソムを振り返ると、
「今度、わんちゃんに会いに行くわね」
と手をひらひらと振ってオフィスを出て行った。早足だったから、きっと休憩室にでも飛び込んで、誰彼構わずこのニュースを広めるだろう。「あの」ギル・グリッソムが、犬を飼い始めたと。
「大丈夫?」
サラに話しかけられ、グリッソムは我に返った。彼女はちょっとした微笑を口元にたたえながら、小首を傾げていた。
グリッソムはじっくりとサラの体を眺め回した。背中の方にまでぐるりと回って、熱心に見つめた。
そしてしばらくしてから、
「さすがだな」
感心したように溜め息をつきながら言った。
「何が?」
サラは半分笑いながら、半分怪訝そうにしながら尋ねた。
そんな風に部下の身体を舐めるように眺め回しているところを、誰かに見られたらどうするのか、と言いかけた言葉は、グリッソムの発言によって遮られた。
「犬の毛が付いてない」
サラは軽く眉を上げ、それからキャサリンが出て行った方を振り返り、そしてもう一度グリッソムを見た。
「出がけに、コロコロしたから」
「コロコロ」
「うん、コロコロ」
粘着テープのことを言っているのだとは分かったが、グリッソムはサラの顔をマジマジと見た。
「だって、現場に落としたら、困るでしょ」
真面目な顔でサラは言う。グリッソムはなぜだか愉快な気分がわき上がってきた。何となく、サラが俗語を使っているのが面白く感じたのだ。グリッソムは笑みをこらえながら頭を軽く掻いた。
「そうだな」
「なに、何かおかしい?」
「いや、なんにも」
グリッソムは言い、机を回って椅子に腰掛けた。眼鏡を胸ポケットから取り出して掛けながら、サラを見やった。
「それで、用件は?」
「ああ、そうだった」
サラは手にしていたファイルをグリッソムに手渡し、事件についての話を始めた。
Continue to next chapter.
AN2 : 犬のハンクとの出会いを書いてみたくて突貫で書いたので、他の話より推敲が足りてないかもです。
犬の名前が分かるのはサラが去る直前ですが、名前を聞いた視聴者はみんな(というかGSRファン?)、「は?なんでそんな名前にしたの脚本家?!」と思ったことでしょう・・・というわけで、私なりにその名前だった理由を考えてみたのがこれです。
そのうちサラとボブの小さな冒険なんてスピンオフを書いちゃうかも知れません。でも私が書くちびっ子は、あんまり可愛くならないんですよね。英語の FanFic には可愛いチビサラがいっぱい溢れてるのになあ・・・
