皆蜜柑が盗みのアリスを持っていると知っている、ルナの件もなくなって皆さん平和な学園生活を送っている。
送っている・・・
「ヤバイ!遅れってしもうた!」
そう、この学園アリスの主人公、佐倉蜜柑は寝坊して学校に遅れています。
「おっはよう、皆!」蜜柑は楽しくクラスの皆さんに言った。
棗の隣の席に座り、蜜柑は微笑んだ。「おはよう、棗」
「おはよう、バカ」棗は返事をした。
さてさて、何故棗は蜜柑に返事をしているのかと・・・この二人は公式に付き合ってます!つーか、まだ誰も知らないけど、でも一応付き合ってることになっている。
「昨日な、うちまたペルソナに呼ばれたねん。」蜜柑は喋りだした。
「なんだと?」棗は息を止め、蜜柑の方をむいた。
「ペルソナにねん。でもうち断ったから大丈夫やで」
棗は自分の顔を蜜柑のに近づけ、キスをした。
それがね、クラスの皆がいなかったら楽なのになぁ。
「棗くん!?佐倉さん?何をやっているのよ?」その声はパーマだった。
「棗!」蜜柑はほっぺを赤くし、怒鳴った。
「ふん。一々うるさい奴らだな」
「もう、棗ってば!」
「うるさいぞブス。黙れ、もう一回キスしちゃうぞ」棗は蜜柑を見つめ、笑い出した。
蜜柑は棗を見、顔を下に向けた。
「じゃぁもう一回だけ?」
いやいやファンフィックと言っても、これは短すぎるだろうオイ!
