はじめまして! っていうか初めて書く日本語の小説です。

えっと…まあ。 とにかく、 ナルトファン小説です。 

っても…ネジテン激々愛です(結構大ファンなので)! どうぞ楽しんで読んで下さい!

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最近…、

気になる事。

それは…

大した事じゃないけれど

私にとっては重大だったり…。

ハブラシ

ほんっと
大した事じゃないんだけどね
今目の前にある
この小さな物体がなぜだか
不思議でしかたない。

だって…、
鏡の前にあるコップの中にちゃっかり収まってる。
隣には私のも。

ただのハブラシ。

でも、朝日に照らされてなんて綺麗にみえるんだろう。
というか、もともと彼の家は綺麗だからな。

そっと二本に手を伸ばす。
片方は青色。もうひとつは桃色。
なんというか…
これをみていると心の奥から
幸せがわきあがる。

だって…

だって!!
私!!

ネジと…

「ど、同居中…。」

こんなにも朝早くから
のしっと起き上がったかと思うとすぐに目にいくのはこの二本。
小さく声が響かないようにして喜びを噛み締める。

最近の事だった。
彼が急に、鍵を渡してきて…

一緒に住まないか?

とそういったのは。
照れ臭そうに
頬を赤らめて言うもんだから、
一瞬は疑ったけれどすぐに抱きついて答えてやった。

好き! 好き!! 大好き!!

そう叫んだって
伝えきれないだろう。
この想い。

だって、
彼が好きで好きでたまらない。
だから、
ずっと側にいれるなんて夢みたいでなかなか落ち着けれない。

なんというか。
彼の彼女であることじたいが
たまに不思議になったりもするくらい。
私は彼に夢中で…。

そのとおり
夢の中だったりして
と毎朝ここにきて実感する。

ネジと一緒なんだ。

もう、
どんな日だって毎朝早く起きてここにくる。癖になっているのかもしれない。

しかたないよね。

この喜びは、
伝えきれない。

この幸せは
収めきれない。

「ん―!!」

最高っ!!

パジャマのまま両手を
あげて万歳。

お団子頭は、さっき結んだばかりなのに乱れてしまって
お団子からちょろっと茶色い髪の毛が出てしまっている。