(訳註) 本ページの内容は、(訳註)または(TRANSLATOR'S NOTE)と明記してある場合を除き、全てNenya85さんが書き本サイトに投稿した"I Guess it was in the Cards"を、ねこまが翻訳し、作者であるNenya85さんの許可を得て公開したものです。(訳註)または(TRANSLATOR'S NOTE)と書いてあるものは、翻訳者であるねこまが書き加えたものです。
TRANSLATOR NOTE: The contents on this page are the Japanese translation of "I Guess it was in the Cards" written by Nenya85 and posted on this web site except indicated by (訳註)or (TRANSLATOR'S NOTE). The texts indicated by (訳註) or (TRANSLATOR'S NOTE) are written by Nekoma, the translator of this fic. The contents are posted by Nekoma upon the author's permission.
読まれたらレビューをよろしくお願いいたします。思いやり深い、示唆に富んだレビューを頂き喜んでいます。それは素晴らしく、大きな助けとなっています。
作者註: 前章の最後で、私は表遊戯の話を聞く時なのだと気がつきました―彼の不在が目立ってきたのです。しかし、私の表遊戯は漫画を基にしています。英語吹き替え版アニメでは、遊戯は海馬と仲良くなりたがっています。漫画では、彼らは友人というよりも、互いを尊重する知り合い同士です。例えば、吹き替え版では、決闘者の王国で遊戯は海馬に一緒に行こうと誘います。日本語版では、私はこの方が漫画版に近いと思うのですが(ああ、誰かが海馬が最初に到着して城之内とデュエルするエピソードを翻訳してくれないかなあ)、遊戯は海馬に、「カードの心」は見つかったかと尋ねます。海馬の答えは、彼にはまだ分からないと言うものです。そしてペガサスと正々堂々とデュエルすることを約束します―私には、友情で無いにしても、一定の互いへの尊敬を表していると思われます。私は表遊戯のナレーションにこの口調を取り入れようとしました。
残りの作者註とレビューへの返事は本章の最後にあります。
呼び名について: 日本語版では、表遊戯は海馬を海馬くんと呼びます。これはより丁寧な呼称です。どういうわけか、私は海馬の名前に「くん」を付け加えずに、表遊戯のナレーションを頭の中で組み立てることが出来ませんでした。じいちゃんは祖父のこと(だと思います)。
表記について: イタリックは表遊戯が過去にあった会話を伝えているときに使われています。
第19章: 三角形の第四辺
武藤遊戯の話
もう一人のボクは全部ボクが計画したのだと思っていた。彼はいつもボクを買いかぶりすぎる。ボクは感謝している。自分自身を信じることを教えてくれたのは、彼のボクに対する信頼だった。実際のボクはもう一人のボクが思っているほどには賢くはないけど、自分の直感を信用することを学んだ。そしてあの日、パーティーで、もう一人のボクは海馬くんに怒ってはいたけれど、彼はベッドの上で海馬くんの隣に腰掛けているのがすごくしっくり来ていたんだ。
ボクは彼と身体を共有できなくなったので、彼らの間に深く、言い表されない、未知の結びつきがあると知らなかった。彼がボクに属し、海馬くんを潜在的脅威と見なしていた限りは決して追うことの無かっただろう結びつきだ。そして海馬くんは危険で、何をするか分からない。ボク達は皆知っていた。
もう一人のボクは、別の身体で生きていくことを選ぶのはボクの為だと考えていた。ボクは彼がそう考えるに任せておいた。それは大体において真実だった。ボクには前進する準備が出来ていたし、それに最初に気がついたのは彼だった。でもボクは同時に、彼に単なるボクの小さな一ピースじゃなくて、自分自身の人生を持って欲しかった。彼はボクの闇だったけれど、影ではなかった。彼は三千年前に自分のチャンスを捨ててしまった。それを取り返すときだった。
でもそれは痛みに満ちた複雑な祝福だった。ボクは自分が彼を恋しく思うだろうことを知っていた。でもどの程度かは知らなかった。ボクがどれ程守護者としてではなく、単に自分の生活の中の存在として、依然彼を必要とするかを。決闘者の王国で、海馬くんの心の最も重要なピースはモクバだということが証明されたとしたら、同時にボクにとってのそれはもう一人のボクだということが示されたんだ。ボク達はデッキ以上の物を共有していた。ボクらは友達ではないし、勿論恋人でもなかった。ある意味ではボクらのつながりはより親密だった。それに、ボクは、ボクの杏子への愛情も、もう一人のボクの海馬くんへの気持ちもその結びつきを解くことはできないことに感謝していた。もしかしたら、それぞれ別に愛する人がいるのにこんなにも互いを気に掛けることに、罪悪感を覚えるべきなのかもしれなかった。でもボクらの精神―感情的な結びつき―はあまりに自然に、正しく思われ、唯一の罪はそれを否定することでしかない程だった。
こんなわけで、その日、もう一人のボクが海馬くんと初めてセックスした後、ゲーム屋に入ってきた瞬間から、ボクは彼が何を言おうとしているのか分かっていた。ボクは助け舟を出してあげた。
「で、キミは屋敷に残るんだよね。ボクからのお祝いが欲しくて来たの?」ボクは冗談を言った。
もう一人のボクは、勿論、それを真に受けた。
「くれるのか?」
「祝福以上のものをあげるよ。愛情をあげる」
「どうして分かった?」
「どうして分からないでいられるの? キミはいつもデュエルのとき、彼しか見ていないじゃない。彼がこの世で唯一の存在みたいにさ」
「もしお前がいなかったら、オレは彼を殺していた」
ボクは肩をすくめた。もしもう一人のボクがペガサス城でもう少しで海馬くんを失いかけたのだとしたら、ボクはもう少しで彼とじいちゃんの両方を失うところだった。もう一人のボクは、ボクがそれについて考えることすら嫌なことを知っていた。同様にボクは、それは彼が自分の心の部屋の奥深くに隠している出来事だと知っていた。だから、ボクは彼が心の扉の鍵を開けて、中にあるその記憶を取り上げる準備が出来たのを知って驚いた。もしかしたら、海馬くんと一緒にいたことは僕が考えていた以上に彼に影響を及ぼしたのかもしれない。
でも、ボクはたとえあの日のことについてでも、彼に対して不正直でいることは出来なかった。それはあまりにも自分自身に嘘をつくことと似ているから。それに、良いこともあったのだ。
「あの日だよ」ボクは言った。「ボクがいつも弱いわけじゃないって分かったのは―自分が正しいって分かっているときじゃなくてね」
「そしてオレはお前の言うことを聞くってことを学んだ。いやそれ以上に、力があることは賢いこととは別なんだと学んだ」彼は微笑んで言った。
「何より」ボクは自分の心をありありと目に浮かべて言った。「あの日、ボクにキミが必要なのと同じくらい、キミにはボクが必要なんだって分かったんだ」
彼はボクをじっと見た。「オレにはこれからもずっとお前が必要だ。お前はこれからもずっとオレの光だ」
「そして彼はこれからもずっとキミの最大のライバルだ。そしてキミはこれからもずっと両方が必要なんだ」彼が息を吐き出したのに微笑んで見せた。ボクは彼が息を詰めていたことに気がついていなかった。
でもそう言ったにもかかわらず、そして自分の直感にもかかわらず、ボクはもう一人のボクに海馬くんのような過去を持つ人物を好きになれとけしかけるのは心配だった。ボクは自分の人生で何事かを成そうという海馬くんの努力を尊敬していたけれども、それに伴う彼の多くの過失に悩まされた。アルカトラズで、ボクのデュエルディスク、どういうわけか自分の腕と同じくらいに馴染むようになったそれが、あのような忌まわしく暴力的な歴史を持つと知って愕然とした。そしてボクは、もう一人のボクも、海馬くん自身に対してある日そのように感じるようになるんじゃないかと思った。でもボクは、もう一人のボクの心は自身を間違ったところには導かないだろうと信じた。彼は今やその声を聞く事を知っているのだから。
もう一人のボクが海馬くんをゲーム屋に連れてき始めたとき、僕は嬉しかった。城之内くんでさえ大人しくすることを約束してくれた。ある程度は。うんまあ、実際には彼はこう言った。
「もしもし、おーい、遊戯! オレは何か見逃したか? いつ海馬が良い奴になったんだ? こいつはオレ達を殺そうとしたろくでなしだぜ。このくそ野郎はじいさんだけじゃなく、自分の弟すら殺すのに殆ど成功しかかったんだぜ!」
「今の彼は以前の彼とは違う。オレと同じように」もう一人のボクが答えた。
「オレには同じよう見えるし、同じように聞こえるぜ」城之内くんが言い返した。「それに彼の心を砕いたからって―もしこいつが心を持ってたらの話だけどよ―彼がやったことの埋め合わせにはまるでならないぜ。何だって埋め合わせられやしねえ。今日やるべきことリストの中に『許し忘れること』って書いてないのはオレだけか?」
「いいや、許し忘れることが出来ないのはキミ一人じゃない。そんなこと考えないでくれ」もう一人のボクが静かに言った。
もう一人のボクが城之内くんを説得できたわけじゃないってことは分かった。でも、城之内くんはあまりにも良い友達だったので、ボクの相棒の声の中の悲しみを感じ取り、それ以上言い争わなかった。彼はボクに向きなおった。
「オーケー、遊戯。これは他でもないお前ともう一人の遊戯のためだからするんだけど、約束する。この最低野郎がオレに何か仕掛けてこない限りは、仲良くしてやるぜ」
そして海馬くんはトラブルを起こさなかった。勿論、それは彼が何も喋らなかったからだという可能性はあるけど。彼は後ろの方に座って、ひびの数を数えてでもいるように壁をじっと見ていた。それ以外は、タイル張りの床の模様を記憶するために中断するくらいだった。彼の退屈した表情を見ていると、彼がそもそももう一人のボクを気に掛けているとは信じがたかった。でもボクは、もしボクの相棒を喜ばせるためで無いなら、彼がわざわざ来る理由が想像できなかった。それから、ボクは彼が視線を上げてもう一人のボクの後ろ頭を見やる瞬間を目撃したことがあった。ボクはそこで見た剥き出しの切望、不滅の愛情の約束に打たれた。彼が床分析を続けるためにまぶたを下ろしてしまうまで。ボクは彼の心を閉ざした顔に、そのようなあけっぴろげな表情が浮かぶところを見たことが無かった―乃亜の世界で、彼がモクバの魂を救ったときを除いて―そしてそのために自分の命を放棄したにもかかわらず、自分の成功に笑ったときを除いて。
ボクはその燃えるような眼差しと、それが何を意味するのかについて考えた―そして、海馬くんがその人のために人殺しも死も厭わないであろう人間が二倍になったんだということに気付いた。
もしかしたら、海馬くんは挑戦以外にももう一人のボクにあげられるものがあるのかもしれない―彼が切望し、彼にふさわしい燃え盛る情熱と言葉に表さない献身的愛情というものが。ボクは彼のパズルを組み立てたけど、海馬くんが最後のピースだったんだ。ボクらが二人共、欠けている事に気がつかなかった―海馬くんが現れてそれを完成させるまで。
もう一人のボクとボクは別々の人間だ。それを知るには、ボクらの選択を見るだけでいい。ボクは子供の頃から杏子が好きだった。ボクは彼女の勇気、彼女の暖かさ、ボクらの中の誰かがトラブルに見舞われない内は頭の空っぽなチアリーダーの振りをしているところが好きだ。ブラックマジシャンガールをデザインするにあたってペガサスが犯した唯一の間違いは、彼女に茶色ではなくブロンドの髪を与え、前髪をめちゃくちゃにしてしまったことだ。
ボクはボクなりに海馬くんが好きだし、尊敬しているし、少し同情さえしていた―彼にはモクバしかいないんだ。でも、彼を愛するなんてことは、彼のドラゴンがバーストストリームを吐き出している前にわざわざ歩いていくのと同じくらい想像できない。彼はあまりにも荒々しくて、あまりにも訳がわからない。まるで、童実野町ではなく、闇の世界で育ったみたいに。もう一人のボクとボクが身体を共有していたのだとしたら、海馬くんは、時々、彼の不屈の白い獣達と魂を共有しているように見えた。でもボクはこれまでと同様もう一人のボクを信頼していたし、彼の選択について分別を疑わなかった。自分の相棒を我々の最も獰猛なライバルの手元に送り込むなんて変に見えるかもしれないけれど、もしかしたら野生のドラゴンを飼いならすにはマジシャンが必要なのかもしれない。
作者註: 自分では考えたくもないいくつかの理由で、私は表遊戯のより健康的なオプティミズム、洞察力、信頼よりも、海馬に特有の非常に高テンションな自己批判、容赦のない誠実さ、暗いユーモアを伝えるほうが容易に感じます。しかし、ちょうど海馬がモクバを不幸にするような人間関係には決して足を踏み入れないように、闇遊戯は、もしその選択が表遊戯を惨めにさせるなら、海馬と共にいることは出来ないだろうと思います。ですから、私は表遊戯の視点を入れることが重要だと考えました。本当に、私は賛辞で締めくくるつもりはないのですが、彼の声は私にとって最もクリアに聞こえない声であり、私が思うにそれは、権利放棄声明が言うように、私が遊戯王についていかなる権利も所有していないことの証明なのです。(と言っても、私は海馬とモクバをリースで借りているような気がしだしています。)
私が面白いと思うことの一つは、闇遊戯と海馬のパラレルな関係です。闇遊戯は海馬を闇の世界に連れて行き、そのモンスター達に命を与えます。海馬はすぐさま彼独自の特技―技術と現実世界での力―を使ってこれを複製します。(漫画の)バトルシティで闇遊戯はマリクの神のカードと千年アイテムへの欲望を、彼の精神的な力を使い阻止しようとします。海馬は、デュエルモンスターズのゲームを台無しにするレアハンター(またはいわゆるグールズ)を滅ぼしたいがために、バトルシティを開催し、彼のブルーアイズすら餌にします。
海馬なりの意味で、闇遊戯にとっての表遊戯と全く同じように、海馬にとってのモクバは彼のヒカリなのです。そして彼は、闇遊戯や、闇獏良ですら見せたのと同様の、モクバを守らんとする衝動を持っているように思えます。
私は、表遊戯と瀬人の章を、モクバと闇遊戯の章を書いたのと同じようには書くつもりはありません。何故なら、漫画では、この二人の間には驚くほど少しのやり取りしかないからです。海馬の登場は、大体表遊戯から闇遊戯への交代を引き起こします―それが闇遊戯が海馬を進行中の脅威と考えているためなのか、彼と話すことを楽しんでいるためなのか、またはその両方なのかは、あまりはっきりしません。しかしながら、闇遊戯は脅威の法則があまり当てはまらない状況でもよく登場します。海馬が決闘者の王国に最初に到着したとき、(日本語版のDVDで)表遊戯は海馬と城之内のデュエルを見ています。彼が特に城之内を応援している訳ではないのは注目に値します。闇遊戯はそのデュエルが終わった後にしか登場しません―ペガサスが海馬の能力を超えた敵であることを警告し、少なくとも部分的には海馬のために、ペガサスを倒すことを約束するために。海馬はどちらがペガサスの元に先に到達しようが構わない、彼らのうちどちらかがペガサスを倒すと答えます。
タッグデュエルの後は、闇遊戯がパズルに引っ込むには最高のタイミングだったはずです。彼はデュエルで疲れていたし、海馬は助けを約束しており、また、闇遊戯は後で自分の出番が必要になることを知っていました。しかし(漫画で)彼はヘリコプター搭乗中も、結束の力と友情の意味についての友好的な(まあ、海馬に出来る限りの友好的な)議論のために表に出ています。
私は、漫画(263話)の、彼がアルカトラズで海馬を負かした後のエピソードに最も影響を受けています。彼は海馬に、友情の力が彼の勝利を可能にしたといいます。海馬は腹立たしげに、友情などと言う空理空論は彼の人生において何の意味も無いと言い返します。闇遊戯は海馬を熱心に見つめ、彼らがお互いの最高の力を引き出したからには、海馬も自分達の間のつながりを感じているに違いない、良きライバルと良き友が同じであることがあるに違いないと考えます。彼が殆どそのメッセージを海馬の脳に伝えようとしていることが分かります。彼はあまりにも集中していたので友人たちのことを忘れてしまい、彼らに呼ばれるのを聞いてはっとわれに返ります。
レビューへの返事:
AnimeFan-Artemis, Kagemihari, Spirit Starへ―闇遊戯と表遊戯について: この関係において、人生における大切な人がいるのは海馬だけではありません。闇遊戯にとって、表遊戯が闇遊戯と海馬の関係をどう感じているかは重要なはずです。そして、私は闇遊戯と海馬の関係の本質、二人の結びつきが海馬にどのような影響を与えるかを見ることが重要だと思います。モクバの疑問への答えについては、それはこの話の最後に(でも、多分それ以前ではなく)、望むらくは答えられる疑問の一つです。
AnimeFan-Artemisへ―瀬人の語りについて: はい、分かっています。彼の話に戻るまでにはしばらく掛かります。次章は闇遊戯の話で、瀬人はクリスマスまでには登場する予定です―クリスマスのお祝いに暗い話の健全な助けをお好みの皆さんへ。
Lightening Sageへ―瀬人と心理的混乱について: 貴方のレビューを読んで、私はあることに気がつきました。私が瀬人のキャラクターの中の嵐と痛みの全てを表現することに抵抗を感じることが少し少なくなったのは、まさに私が彼にこんなにも強い味方を与えたからです。このレベルの慰め無しには、この話は無意味なものになるでしょう。孤独が海馬のキャラクターの主要な要素であるのに、彼には、もし彼が受入れることができれば、彼を本当に愛し、その助けに頼ることの出来る人物がいるというのは、いくらか皮肉なことです。
Mistress of Dragonsへ―闇遊戯が個別の身体を持っていることについて: この話の最初にある程度説明してあります。漫画には記憶の番人と呼ばれる男が登場します。私は彼が誰なのか、彼が何をするのか分かりません。しかし私はその名前が気に入りました。ですから、私は彼が闇遊戯に選択権を与えることにしました。彼は記憶を取り戻し冥界に行くか、表遊戯と一緒にいるか、自分の身体を手に入れることが出来る。彼は表遊戯を自分から解放するときだと感じ、第三の扉を選ぶ。私はこれがプロットのために考案されたものだと率直に認めます。本当のところ、私には闇遊戯が彼一人の身体の中にいる必要があったのです。というのも、そうでなければ、海馬との関係がどうやって成り立つのか想像できなかったからです。私が書いているのは表遊戯×闇遊戯×瀬人の話ではありません―彼はなんと言うでしょうか。「二、三時間身体を借りていいかい? 海馬と熱々のデートなのさ―もっとリラックスした身体を返すことを約束するぜ」(実際、これは悪い台詞ではないですが―別のもっと面白い話向けには。)でも、ありがとうございます。この人工的な設定を作ったので、私は、表遊戯と闇遊戯が離れ離れになることをどのように感じるだろうか、闇遊戯はどうやって記憶を探す旅を諦めることに適応するだろうか、等の意味をじっくり考えようとしたのです。私はこれが元々の設定の勝手な性質を埋め合わせることが出来て嬉しいです。
Desideraへ―闇遊戯は日中何をしているのか: いい質問です。この質問をしたのは貴方が初めてです。しかし、私は認めなければなりません―全く分かりません。お分かりのように、彼は表遊戯と幾ばくかの時を過ごします。また、私は彼は遅起きだと想像します―常に海馬のほうが先に起きます。しかし依然多くの時間が使途不明です。私はロードオブザリングが好きで、いつも彼を一種のエルフのように想像しています。なので、もしかしたら彼にとっては、多くの人にとってより瞑想の時間が重要なのかもしれません。また、彼はパズルの中にいました。彼は沢山のことをするのに慣れていないのです。私はふざけているわけではありません。実のところ、私は彼の日常を思い描こうとしても、思いつかないのです。
Chibi Angelic Slayerへ―ディテールについて: ありがとう。私は実際、話の中にも、作者註の中にすらも出てこないディテールを沢山考えます。例えば、キャラクター達は何味のアイスクリームが好きか、バトルシティの後海馬兄弟はアメリカのどこに向かったのか、何故彼らは東京に引っ越さずに童実野町に留まっているのかなど。私は多分自分のプロフィールページに、作り上げたトリビアを載せるべきかも知れません。勿論、私は多分自分のプロフィールページに何かを載せるべきなのでしょうが、それはまた別の話です。
Blue September, Crimson Winterへ―瀬人と誠実さについて: (英語版と日本語版両方の)決闘者の王国で私が印象的だったのは、ペガサスが彼の条件を提示し、海馬にデュエルに負ければ魂を失うと告げたとき、何の騒ぎも、暴言も、躊躇もなかったことです。海馬の愛情には、静謐さと沈黙があり、それは感動的です。しかし、それはあまりにも口に出されないために、もしかしたら闇遊戯は、自分が同じ誠実さを抱いていることに気付くには時間が掛かるのではないかと思います。それに、躊躇も考慮もなく、文字通り息を飲むような方法で、自分のためにその生命も魂も投げ出すであろう誰かがいるというのは、非常な責任です。
Ceresi, Crimson Winter, Desidera, Lightnng Sage, Red Dragon 4, Samurai-ashes, Solitaireへ―闇遊戯とモクバについて: 私は闇遊戯が一人っ子であることに気付き、モクバのような賢くそして悪戯っぽい人物は彼に似合いだと思いました。それに私は、闇遊戯に友人との間柄とは別の人間関係を与えたかった。しかし彼らの以前の出会いはまさに大惨事に他なりませんでした。カプセルモンスターズチェスの試合は特に心をかき乱されます。何故なら、闇遊戯が勝ったのは、彼がゲームの王だからというよりも、彼が子供を出し抜いたからのように見えるからです。その上、その子供は明らかに問題を抱えており、彼の兄を守り援護するために行動したのであり、そのような感情は闇遊戯が理解できるはずのものだからです。確かに、モクバが卑怯な手を使ったことは言うまでもなく、表遊戯を脅した以上、闇遊戯が何らかの形で彼を罰するのは正当でした。しかし、ここにはモクバが覚えているであろう本当の暗黒面が現れていました。私は、瀬人が最も弱い状態にあるときに、闇遊戯が彼を殺しかけたということが、モクバにとって最も許しがたい点だと思います。しかし、彼は闇遊戯のためと同様、自分自身のために、闇遊戯を許す方法を見つける必要があると思いました。
Carridwen10, Tainted Fortuneへ―闇遊戯と瀬人の暗黒面について: 人々は、お互いの光と闇の側面に惹かれあうのだと思います。闇遊戯と瀬人については、過去に多くの破壊性がありました。彼らはお互いを殺そうとしていました。しかしそれは過去のことであるために、この話をより優しい物語にしています。
Blue Septemberへ―運命と友情について: それは面白いです。気がつきませんでした。でも私は遊戯王のテーマに戻るよう努力しました。
Angel Yami-koへ―年齢について: 私はもう、年齢を漫画にも、日本語版アニメにも、英語版アニメにもあわせることを諦めています。
Pamsterへ―ありがとう。混同について心配しないで下さい。私もいつもします。
Lone Wolf55, Seto-kaiba's-fanへ―引き続き励ましてくれてありがとう。長い話だと思います。読み続けてもらえて嬉しいです。
