ダリアン

To the non-Japanese-literate people who are reading this Japanese fanfic (which is based on a TV-show that is made with and aired in English): Well, the concept is rather funny, no?

作者の言葉:「人生相談」へについて。。。

まず、日本語のつかいかたによって。近いけど, 完璧とはいえません。つづいて: ホッブズは英語では、ブルックレンのほうべんで話します。日本語ならば、さっそくホッブズを関西弁にしようと、私は思いました。 それはそれで、描くのはけっこう楽しかったですけど ―― 大阪の人、 れっきりとした関西弁をはなせる人、ホッブズの言葉づかいにたいして、まことにすいません。マンガからうけつけた関西弁はメチャクチャかもしれません。関西弁を私よりごぞんじであれば、レッスンをおねがいします。

話によって。ほとんど、「なかのジョーク」タイプであります。なぜこんな、「ばんぐみ見なきゃわかんない」と「日本語」であるファンフィックを書いた、と、聞く人には ―― いやぁ、自分でもよくわかりません。アイロニーのあまりのおもしろさにつれられたと思います。

。。。どうせいなら,最初の英語の文を「やーい、やーい、日本語知らない人、よめないだろおー、ハハハハハハ!」と書こうと思ってたとこです。

話そのものによって。「Invisible Man」(日本語で描くのはややこしい)ぜんシーズン1、シーズン2のエピソード2までふくめてあります。もちろん、番組、キャラなどは私のものではありません。

ま、それはそれで、言葉がながびいて客を追い出す前に。。。

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人生相談

「おい、フオックス。きーとんのか、あんさん。」

「え?」

「あー やっぱ, きーてねー じゃねーやんか。」

「あ 。。。すまん。。」

「。。だいじょぶか、おめぇ?」

「ん。」

ホッブズはホールを歩くのをやめ、ダリアンをじいっと見つめた。ホッブズはダリアンよりけっこう背が低かったけど、なんとかできた。「おい、何 いーたいんや。」

いきどまったダリアンはホッブズを半まぶたの下から見つめました。ダリアンはホッブズよりけっこう背が高かったので、やりやすかった。「は?」

「おらー、とぼけんや。あんさんよ、先ほどから、おれの注文をみなひと言葉へんじで答えてるやろ?うそこいてる事やろ?はくじょーしろっ ちゅーんだよ、ボケナス。」

「そこまでインテロゲートされちゃ、しよーがねえな。」 少しだけど、ダリアンは笑いました。「俺 ― ちょと不景気と言うか、ブルー言うか。。」

ホッブズは少しパニックでダリアンの方を見た。「。。て、ちょうまて ― おめぇ、この前 『不景気』とかブツブツ言うてた時にはあー。。けっこうこえー 事になったんとちゃうとでも言うんかい?」

「え。。まあー、そうとも言えるけど。」

「『そうとも言える』ちゅーていどじゃあかんわい。」

「そりやぁ、ステージ5のQ.S.狂いの時のもう一歩で殺人者になったと思えば、たしかに-」

「おらぁー、あんさんが歩道をスキップしはじめたこといってんでい。」

ダリアンはギロッとホッブズを見た。

それにきずかず、ホッブズはのんきに聞きました。「ま、それはそれで、いまなぜ不景気とか話てみぃや。」

少しため息をつきながら、ダリアンは言いました。「なんてゆーか。。。俺、自分の人生や今の生活のこと、考えはじめてさぁー。。。」

静けさが少しながびきました。

「たしかに、不景気になったのはわかるなぁ。」ホッブズはうなずきました。

「て、おい、なぐさめはどーした?」

「つ言ったってや。。なに言たら、ええのか。。」

ダリアンはますます元気がなくなりました。

これにきずいて、ホッブズはあわててダリアンのきげんをとりもどそうとしました。「いや、まぁ、きっとなんか良いことがあるわい。えーー いいこと。。。いいこと。。。。おめえの人生でいいこと。。。。ちょいまってな。。。ウーン。。。」

「。。。わかったから、やめろ。」ため息つきながら、ダリアンはホッブズの肩に手をポンとのっけた。

「いや、こうとなっちゃ、なんか見つけてやるわい。。ウー。。お!わかったわい!あんさんの兄のプロジェクト.クイックシルバー はむだ骨ではなかった -あんさんがそのしよーこ、とゆーことや。」

また、静けさが少しながびきました。

「それは、おれの兄のことだろーが。」

「あ。。」

「それに、あいつ、プロジェクト.チームの中の一番のダチに裏切られ、亡くなったんよ。」

「ウーン、たしかに暗い話やなぁ。でも、ほな、あんさんがケヴンのライフワークのけっかやねーか。」

くるしい静けさがかなりながびきました。

「。。。つまり、成功のけっか、とゆーことで。。」ホッブズはあわてて足しました。そして、 つづけました。

「まぁ、くよくよすんな、フオックス。今の生活と言えばぁ、ちゃんと安定した仕事をもってるんや。そや、けっこうええことやろ。考えてみりゃ、ここで仕事するしかないけど。あ、給料もけっこういいんや。そう言えや、あんさんのパートナーよりいいんや。」ここでホッブズはすこし顔をしかめたが、もとにもどして、つづきました。「えー。。悪を戦う!そうや、フオックス ―― せいぎとなって、悪と戦ってんや!あんがい、ボカスカやられたりしてるけど、ちゃんと悪を戦ってんや!そんにゃ、あんさん、透明になる力あるんや。毎週、クスリを注射でブスリともらわんなきゃ頭狂いはじめるけど、透明になれるんや。。。」だんだん話がやくたたずになってきたのを気が付いて、ホッブズは会話を変えようとしました。

「それでやー。。未来!未来にたいして。。言いたよう、安定した仕事をもってるや-ま、ここから逃れることはできないけど、とりあえずちゃんと安定した金かせげる仕事なのや。たぶん。そんでぇ。。悪を。。。えーと。。つづけて戦うんや!殺されなきゃな。あ、いつか体がカウンター.エージエントに対して、抵抗しはじめるやけどぉ。。。ま、それは、ずっと先のことやろ。」

ダリアンはますます希望がなくなってるように見えました。

「だから。。また、今時の生活にたいしてぇーのことやけど。。。フオックス、あんさん、けっこう女とつきあったりしとるんやないか! このモテ男が。フオックスをしりあってから言えば、あんさんが相手にした女のかずは。。あんさんのパートナーより多いんでい。。。?」ここでホッブズはまたいっしゅん顔をしかめた。「ま、ほらぁ、一人はたしかモデルやったっけ。その関係で、あんさん一ヶ月目がふじゅうになり、その上、女の人の彼氏をけっきょく殺しちまったけどよ。。。もう一人はあんさんをストークしはじめたぐらい、スキになったんけ。なんか、遺伝子と肺が工夫されてあって、それ使って、あんさんをおぼれさせようとしたかもしれんけど。。。一人はなんかの天才 ―― そう言や、フオックス、その子のライフプロジェクトをおっことして、こなごなにしたんやけ?」ホッブズはふと聞きました。 「それは、 それで、 あの子はロンドンかどっかの男と結婚したんだやなぁ。。。そうそう、あの画家 ―― ほれ、おれが犯罪人をおいかけてる途中、階段からおちて、頭わって、病院に入院の時、 めんこいルームメー のことや。あ、だとしたら、同じへやのおれのほーが親しいか。頭うったおかげでようおぼいとらんけど。。。あ、そうや、キーパー -- その、 クレアはどうしたんや?」

「おれの医者?毎週クスリうつのが『つきあう』と言うか、ふつう?」

「そんじゃ、つづいて。一人はドロボーで ―― あ、もう若い頃から知り合いだったか、計算に入らんやな。。。一人はあんさんに早く老ける病気をうつしたっけ。。。一人はわりと女々しかったあんさんを何回もたすけ、チャカをズボンの中に押しこんだよなぁ。。。」

「。。。最後のほうは、いいことつけくわえてなかったぞ。」

「だから、努力はしたやから。」すまない声でいったが、いだらちが顔をすこしはしったホッブズである。

「けっきょく、あまり不景気からのがれたとは言えないな。」ダリアンはえらくためいきをつきました。

「このヤロー、努力したっていっとんだろーが。さっきからなんや、人の苦労を水にして! なめてんのか、アホ?」なめらかだったホッブズの顔にだんだんいかりが浮かびはじめています。

「あ。。」ダリアンはぎくりとして、髪を手でうしろにおしました。「すまん。。」

おちついたホッブズはまだ少しあれていました。「なにがすまんや、 さっきからおめぇのことばかりしやべって。すこし、おれのこと話さんかいな。」

ますますぎょっとしたダリアン。「え? えーとぉ。。ホッブズの人生、あんまよくしらないけど。。こうへいだからぁ。。。良いこと。。なんか、ゴルフ戦争とかで、フイールド.ワークやら、『人生の訓練』とかやって、いろんなけいけんあつめたのである。 そして、けっきょく、給料やすい、ポシションがひくい、ここにきた。ADDとかをクスリと心理学人のたすけで戦い、結婚もした。その心理学人や医者を何回も好きになって、奥さんがりこんして、いまほかの男と結婚している。その上、こないだ、その男をうたがいはじては、けっきょく-」

ホッブズは手をだしました。「おい。。。もう、いい。」

静けさがながびきました。

「なんか、おれたち二人とも、不景気そうになっちまったな。。。」ダリアンはつぶやきました。そして、少しはずかしく、言いました。[えーと。。すまん。。ほんとに、 良いことを考えようとしてたけど。。。]

「いや。。ほんま、もういいんや。ただ。。。」

「こんどから、 おれたちの人生とか。。。あんま話さないことにするか?」

「ああ。。」

ダリアンとホッブズは同時にためいきをつき、前よりかなりつかれたすがたでホールを歩いていきました。

おわり